「子は地球の宝」

「The child first and always」

私たち大人は子どもたちに十分な愛情と時には厳しさを持って養育、しつけ・教育を行い、成人するまで見守る責任があります。その後大人となった子どもたちが我々より大きな存在となれば「老いては子に従え」、「老兵去るのみ」です。もちろん困ったときには人生の先輩として相談に乗り、力を貸します。そうして彼らはさらに次世代の子どもたちを育んでいきます。私たち一人一人の人間は、その時代の移り変わりの中ではリレーの一走者に過ぎません。しかしその一走者でも欠ければリレーは途絶えてしまいます。この命のリレーが途絶えることは、病気で命を落とすことは医学の進歩で減りましたが、不慮の事故や虐待・ネグレクト、自殺で幼い命が消えることが最近では珍しくありません。明る い未来が待っているはずの命が、寿命ではなく最も悲しく不当な最期を迎える道理は何一つありません。そういった悩める子どもたちの命、悩めるご家族の皆さんを微力ながら支えることができれば、私が小児科医師となったことに意味があったと感じることができます。

 院長

元山　将

 

略歴

平成11年　山口大学医学部卒業
平成13年　山口大学医学部附属病院　小児科医局　入局
平成14年　済生会下関総合病院　小児科
平成15年　川崎医科大学　小児科・NICU　臨床助手
平成16年　長門総合病院　小児科
平成19年　山口大学医学部附属病院　小児科
平成20年　山口大学医学部附属病院　小児科　周産母子センター助教
平成22年　周東総合病院　小児科
平成24年　済生会下関総合病院　小児科
平成25年　周東総合病院　小児科　部長

 

資格

医学博士
日本小児科学会認定　小児科専門医
ICD制度協議会　インフェクションコントロールドクター(感染制御医師)
新生児蘇生法「一次」コースプロバイダー
「子どもの心」相談医
 

所属学会

日本小児科学会
日本小児感染症学会
日本周産期・新生児学会
日本小児科医会
 

ごあいさつ

今まで山口県の各地で小児科診療に携わって参りました。新生児集中治療室(NICU)での勤務期間が数年ありますが、以後は主に二次救急医療病院での地域医療に主に携わって参りました。このたび阿知須の地でご縁を授かり、小児科診療を行う機会をいただきました。これまでの経験を生かし、地域の子どもさんと、お母さん、お父さんを始め子どもさんに関わるすべての方々に少しでも貢献できますよう尽力いたしたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。